お米づくりの研究 |
おいしいお米の有名な産地は、全国どこでも山の中の田んぼです。 なぜ、山の田んぼのお米がおいしいのでしょうか?
答えは、水にあります。
山深い沢から、集まってきた水は豊富なミネラル分を含んでいます。
水は高いところから低いところへ流れるので、山に近い田んぼほど、
そのミネラルを多く含んだ水の恩恵を受けます。
また、標高が高いため、お米が実る時期になると真夏でも夜の気温
が下がり涼しくなります。
1日の中で気温の差が平野部よりも大きくなります。
その寒暖の差が、よりおいしいお米を実らせます。
香川県の西部に位置する三豊市、この中でも阿讃山脈の直下にあ
る財田町は、財田川が豊かな恵みをもたらし、古来より「たからだの
里」と呼ばれてきた恵みの地です。
この地域の中でも【石野地区】は、国道32号線猪ノ鼻峠を降りたと
ころにある【たからだの里・物産館】周辺の場所にあります。
阿讃山脈から湧き出た水が財田川となる前の水が【石野地区】の田んぼで使用されております。
阿讃山脈からのミネラル豊富な天然水が田んぼに流れ込み
おいしい米の源となるのです。
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田植え
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おいしいお米は健康な稲から。健康な稲作りのためには
健康な土が必要です。
石野営農集団では健康な土を作るために稲刈り後、EMぼかし
造りをいたします。田んぼには米ぬかや菜種油かすを撒きます。
この米ぬかなどが餌となり菌類が増えます。
その菌類が田んぼに残された稲わらを分解し、春には良質の有
機肥料となります。
この有機肥料が毎年田んぼに還ることにより、健康な土ができ
あがります。
このほかにも有機肥料として、竹パウダーや乳酸菌を使用して
います。
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EMぼかし造り
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農薬を極力使用しない。
それはお米を食べる人はもちろん、
自然環境や米つくりに関わる私たち家族にも優しい方法。
でも、農薬を減らしただけでは病気に弱いコシヒカリはお米として
実りません。そこでEM菌、乳酸菌、竹酢を採用し稲の防害虫対
策を行うことによりさらにおいしいお米ができます。
石野営農集団では育苗期間を長くとり厳しく苗を育て、田植えも
風通しが良くなるように通常の半分の苗しか植えません。
これにより、病気に強い健康な稲ができるのです。
そして、健康な稲からおいしい石野米ができるのです。
また、育苗期間中はお湯による種籾消毒により無農薬栽培です。
(2010年取組中)
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EM菌巡回指導
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気象状況
財田アメダスによる(平年値:1979年〜2000年の平均)

『K.ブランド産品』認証書

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